絶対に知っておきたい!ITエンジニアのキャリアアップの秘訣は?

絶対に知っておきたい!ITエンジニアのキャリアアップの秘訣は?

ITの技術が生活の一部として必要不可欠な存在になった現代では、ITエンジニアはさまざまな場所で必要とされています。
そのため、エンジニアの職種はどんどん幅広くなり、働き方も多様化しています。

そんな、日々目まぐるしく変化と進歩をしているIT業界の中で、10年後の自分を描いて今を積み重ねることが出来ている人はどれだけいるでしょうか。

これからITエンジニアを目指す方も、今後のキャリアアップに悩んでいる方も、どんな選択肢があるのかをまずは知ってください。
そのたくさんの選択肢の中からどの道を目指すのか、キャリアプランを明確にして今後のスキルアップに役立てていただければと思います。

目次

未来を切り拓く!ITエンジニアのキャリアプラン術

AIの進化に伴う仕事の変化など、ITのエンジニアの将来に不安を覚える方は少なくないと思います。
しかし、家電ひとつをとっても自動機能や制御機能など身近で便利な物にはほとんど何かしらのプログラムが組み込まれています。

そもそもAIを作っているのも人間です。
100年先はどうなっているかわかりませんが、少なくとも今働いているエンジニアが定年退職するまでの間で、ITエンジニアという職が必要とされなくなるとは考えられません。
それどころか、スキルがあるITエンジニアの給料はそれなりに高く、将来性の高い仕事だと感じています。

ただ、ITエンジニアと言ってもその業務の幅は広く、自分の目指す方向性によって必要なスキルは変わってきます。
また、日々変化していくIT業界で今後も働いていこうと考えているのなら、将来のビジョンをしっかりと思い描き、新しいことも取り入れながら未来の自分に必要な業務やスキルの幅を広げていくことが大切です。

未来を切り拓く鍵!キャリアプランの立て方とその重要性

IT業界のキャリアパスは多様化しています。
周りの変化に影響されることなく自分らしく働くためのキャリアアップをしていくには、キャリアプランを立てることがとても重要です。

やみくもに業務をこなしているだけでは、その分野ではスキルアップし、上手くいけば会社内での昇進はあるかもしれませんが、それ以上は難しいというケースも出てくると思います。

また、ITエンジニアは高収入を狙える仕事ですが、キャリアの描き方によっては収入に大きく影響するため、高収入を狙うなら平均年収の高い方向性へのキャリアプランを立てる必要があります。

成功の道標!キャリアプランとその本質を解剖する

そもそもキャリアプランとは?についても簡単に説明しておきます。
キャリアプランとは、将来どうなっていきたいかを考え、そのために必要なスキル・経歴を洗い出し、その道を辿るために必要な計画を中期・長期的に立てることです。

条件だけで選んだ場合、このキャリアプランのミスマッチが起こり、キャリアアップに繋がらないことに時間と労力を費やしてしまう可能性があります。
どの業務も無駄ではありませんが、新しい事も取り入れながら今あるスキル以外のスキルも磨いていくのは容易ではありません。

特にエンジニアは行きたい方向性によって必要なスキルも変わっていくので、効率的にスキルを磨いていくためにも、今からしっかりとキャリアプランを立てていきましょう。

輝く未来への道筋!魅力的なキャリアパスを描く方法

かつてのエンジニアはシステムエンジニア→プロジェクトマネージャーのように、より上流工程に関わることがキャリアアップの王道でした。
しかし、今は自分にとってより良い道を自分で選ぶ時代になっています。

では、どのように自分なりのキャリアパスを考えていけばよいのでしょうか。
悩む時は「仕事内容」と「働き方」の大きく2つの枠で目指す道を整理してみましょう。

ITエンジニアの夢を叶える!3つの魅力的なキャリアパスについて

ITエンジニアが将来を考える場合、以下の3つの方法があります。

  • スペシャリスト
  • ジェネラリスト
  • マネジメント

キャリアパスその1:スペシャリスト

特定の分野において高い専門知識を有している人のことです。その中でも、同じ職種や言語を深堀して特に専門性を高める道と、幅広い知識をつけて同じ職種や言語の中でも対応できる業務を増やしていく道があります。

キャリアパスその2:ジェネラリスト

幅広い分野で知識や技術を有している人のことです。同じ職種の中で異なる言語も扱えるようにして仕事の幅を広げていく道と、別の職種や言語も習得してどのような開発にも対応できるようにする道があります。

キャリアパスその3:マネジメント

開発チームをまとめたり開発の方向性を指南したりする人のことです。経験を積み、プロジェクトのマネージャーやコンサルトといった仕事をしていきます。

どの場合も途中で方向転換は可能です。
現時点で自分にはどの仕事が向いているのか、どうなりたいのかを分析して目標を定め、迷った時はその都度考えて行けば良いと思います。

未来を見据えた新たな働き方!将来の働き方について深く考える

キャリアパスの次は働き方です。ITのエンジニアにはさまざまな働き方があります。
例として下記3つの方法について、紹介します。

  • 組織に属する
  • 独立する
  • パラレルワーカーとして働く

働き方その1:組織に属する

会社員として働くということで詳しい説明は不要かと思いますが、その中でも「出社勤務」か「リモートワーク」のどちらが理想かを考えておく必要があります。

パソコンとネット環境があればどこでも仕事がしやすい職業ではありますが、セキュリティの問題で会社でしか作業ができないケースもあります。
また、将来的にリモートワークを視野に入れているのなら、それが可能な分野を選択する必要があります。

働き方その2:独立する

自分で仕事を獲得し、収入を得ていくことです。
その中でも、フリーランスとして自身の技術を提供していくケースと、何かサービスを作って起業するケースがあります。

どちらも経験と技術はかなり必要ですが、収入を大幅に上げ、自由な働き方ができる可能性を秘めています。
また、企業に属さないという意味では「副業」としてエンジニアの仕事をしていく方法もあります。

働き方その3:パラレルワーカーとして働く

パラレルとは「並行的」「並列的」という意味の通り、本業をいくつも持っている働き方をしている人のことです。

一般的には仕事だけではなくボランティアや個人の創作活動なども含めます。
副業と違う点はどれも本業という点です。

とても大変ですが、やり方によっては幅広いスキルと経験を効率よく身につけられる道になります。

魅力的なキャリアプランの一例をご紹介

ITエンジニアには、どのようなキャリアアップの道があるのか、一例を見ていきましょう。

キャリアプラン1:ITスペシャリスト

「システム管理」「セキュリティ」「データベース」「アプリケーション共通基盤」「ネットワーク」「プラットフォーム」の6つのいずれかの分野で深い専門の知識を持ったスペシャリストです。

キャリアプラン2:フルスタックエンジニア

通常、エンジニアはインフラエンジニアやネットワークエンジニア、システムエンジニアと役割分担がされていますが、それら全てを担ってシステムからプログラミングまで行えるエンジニアのことです。
ベンチャー企業などに勤める方が多いかもしれません。

キャリアプラン3:ITアーキテクト

幅広い視野を持ってビジネス全体を見渡し、顧客と自社の間に立って双方の利益となるシステムを構築する仕事です。

キャリアプラン4:ITコンサルタント

クライアントの課題を汲み取ってITを切り口として提案をしていく人です。システムエンジニアのように納期・管理も行いますが、具体的な内容はプログラマーに任せて全体を見て交渉していきます。

キャリアプラン5:CTO(最高技術責任者)

現場で手を動かすというよりも管理する立場の人です。プロジェクト全体の進捗はもちろん、メンバーの状態にも気を配ることが仕事です。

魅力的なキャリアアッププランの立て方を伝授

具体的にどうキャリアプランを立てていくと良いのか流れをご説明します。

キャリアプランの立て方1:自己分析と志向性の確認

これまでの経歴やスキルを書き出し、自分の強みなどを分析した上で、スペシャリスト・ジェネラリスト・マネジメントのどの方向に向かいたいかを考えてみましょう。

キャリアプランの立て方2:キャリアプランを立てる

目指す方向性が決まったら、それを実現するための道筋を決めていきます。1年後・3年後・5年後と具体的に長期・中期的なプランを立てていきましょう。

キャリアプランの立て方3:具体的な策を実行する

キャリアアップに必要なスキル・知識を洗い出したら、次はどうやって身につけていくかを具体的に考えます。社内でキャリアを積んで身につくのか、オンライン学習などが必要なのか、転職をしたほうが良いのか、具体策を考え、どの知識やスキルをどの時期までに習得するといった目標時期も設定しておきましょう。

番外編:フリーランスを目指す場合はプラスαの要素も大事

フリーランスで安定した収入を得ようと思うなら、スキルだけでなくコネクションや営業力も必要になります。もともといた会社から円満退職するなど、繋げるものは何でも繋いでおきましょう。何かのコミュニティに参加したりしてさまざまなコネクションと情報収集の場を作っておきましょう。

キャリアアップを後押しする必須スキル4選

プログラミング言語のような専門性のあるスキルにプラスして身に付けておくことで、キャリアアップに繋がるスキルを4つご紹介します。

スキル1:マネジメントスキル

プロジェクトリーダー・ディレクターなどを目指す場合はもちろんですが、スペシャリストとしても自分のチームの管理はできた方が良いです。また、フリーランスとなる場合は自分で自分をマネジメントする必要もあります。

スキル2:英語力

ITエンジニアはプログラムやエラーなども英語で表記されます。また、人材不足もあって外国のエンジニアとコミュニケーションをとる機会があったり、一緒に働いたりする機会もあるかもしれません。絶対ではありませんが、ある程度できると自分がとても楽だと思います。

スキル3:発信力

クライアントへの提案や、フリーランスでは自分を売り込むような場面で大きな力を発揮します。自分のスキルをわかりやすく伝えることも重要です。黙々作業が多いと思われがちなスペシャリストでも、自分しかわからない専門的な知識を伝える手段として必要になります。

スキル4:マーケティング力

セールスエンジニアのように業界全体を網羅しておくまではいかなくても、顧客が本当に求めていることを分析し、それに沿った提案ができることは大切です。大きく考えると難しそうですが、顧客の立場に立って考えることから始めていくと良いと思います。

まとめ

ITエンジニアという専門的な知識と手に職を持ち、多様な働き方を叶えられる仕事につくのにキャリアアップを考えずにただ働くのは勿体ないと思います。

キャリアアップに迷い・悩む場合は、転職サイトを参考にしたり転職エージェントに相談したりしてみるのも1つの手段です。
より良い未来のために今からキャリアアップのための道筋を立てていきましょう。

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