未経験からWebエンジニア転職への最短ロードマップ!

未経験からWebエンジニア転職への最短ロードマップ!

2000年代以降、インターネットの普及に伴いWebエンジニアの需要は高くなる一方です。日々、盛り上がりを見せるWeb業界の様子を見て、未経験からWebエンジニアを目指したいと考える人も決して少なくは無いでしょう。
実際、現在は1人の優秀なWebエンジニアを10社近くが取り合っているという状況にありますので、Webエンジニアが活躍する場は多いことが分かります。
そして、Webエンジニアが活躍する場は今後も増えていくことが予想されていますので、Webエンジニアの未来は明るいと言えます。

しかし、未経験からWebエンジニアを志すにあたって、ほとんどの人はまず何から手をつければいいのかということさえ分からないでいるかと思います。

そこで今回は、未経験からWebエンジニアになるまでのロードマップについて解説していきたいと思います。

基礎的な業界知識や、就職・転職のノウハウまで惜しまずご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

エンジニアになる前に知っておきたい、Web業界の3種類の企業について

エンジニアになる前に知っておきたい、Web業界の3種類の企業について

Web業界とひとくくりにして呼ぶことが多いのですが、Web業界に属している企業には大きく分けて自社開発企業、受託開発企業、Web制作企業の3つに分けられます。

Webエンジニアの仕事は、インターネット上のサービスを開発したり、サービスを運用するためのアプリを開発したりといった、Webサービスの基礎に関わる業務です。
大きな意味で仕事内容については、上記種類の企業のどこに行ってもそう違いはありません。

しかし、何をやりたいか、どんな風に働きたいか、で選ぶべき企業形態が変わってくると思います。
まずは、企業の種類について詳しくご説明します。

その1:自社開発企業のWebエンジニア

自社開発企業とは、その名の通り自社でWebサービスを開発し、運用する企業のことを指します。
よく耳にするところだと、LINEやメルカリ、楽天などがそれに当たります。もちろん、それ以外にも世の中には数多くのWebサービスが存在しています。

上記のような有名なサービスは、一般的にメガベンチャーと呼ばれる大手の企業が開発・運用しています。
当然、求められるスキルも高く未経験のWebエンジニアがいきなり挑戦するには敷居が高いかもしれません。

世の中には、所謂スタートアップと呼ばれる企業がたくさんあります。
スタートアップとは、世の中にない新たなサービスを考案し、規模の拡大を目指す新設されたばかりの企業のことを指します。

未経験者はまずは、スタートアップ企業を狙うと良いのではないでしょうか。
もちろん就職活動の際にスキルが高いに越したことはありませんが、それよりも柔軟で自由な発想や、前職の経験、前職で培った知識などを活かした働き方がしやすい環境です。
また、0から作り上げる楽しさや経験を通して、自己の成長にも繋がりやすいと思います。

最終的なゴールとして目指しているメガベンチャーがあるのであれば、そこに向けて経験やスキルを獲得できる企業を探していくのが良いでしょう。

その2:受託開発企業のWebエンジニア

次に受託開発企業についてご説明しましょう。
こちらは、Web制作企業や他業界の企業から依頼を受けて、Webサービスやアプリケーションの開発を行う企業です。

自社でサービスの考案をする機会はあまり多くはありませんが、その代わりにクライアントの要望に短い期間で的確に対応するスキルが求められます。
未経験のWebエンジニアが、経験と実績を積むためにまずWeb系受託開発企業に就職するというケースも少なくはありません。

なおクライアントは、フリーランスのWebエンジニアに仕事を依頼することも多いのですが、実績がないうちは案件の獲得がとても難しいです。
まずどこかの企業に所属して仕事を受け、実績を積み、クライアントや同業者との繋がりを作ってからフリーランスとして活動することをおススメいたします。

その3:Web制作企業のWebエンジニア

最後にWeb制作企業についてご説明します。
Web制作企業では、主にWebページのデザイン調整や、ホームページの制作を主に行っています。
そのためWebエンジニアとして、さほど高いスキルが要求されることは少ない傾向にあるため、未経験者でも比較的採用を勝ち取りやすいように思われます。

内外問わず、打ち合わせなども発生するため、コミュニケーション能力やデザインに関する知識など、エンジニアとしてのスキル以外が求められる場合も少なくありません。
特にコミュニケーションについては、しっかりと意識しておくと良いでしょう。

まずはWeb制作企業に入社し、経験を積んだうえでWeb系受託開発企業や、Web系自社開発企業への転職を目指すというキャリアアッププランを描いている方もいます。ぜひ候補の1つとして覚えていてください。

エンジニアスキルアップの近道はプログラミングスクールの活用

エンジニアスキルアップの近道はプログラミングスクールの活用

未経験からWebエンジニアを目指すにあたって、まず最初の壁となり得るのがプログラミングスキルの習得難度です。
趣味の範囲でプログラミングスキルを身に付けたいという場合は、独学でも十分に事足ります。けれど、Webエンジニアとして仕事をするのなら独学で身に付けたスキルや知識では不十分です。

では、どうすればいいのかというと、ぜひプログラミングスクールを利用してください。
当然、無償というわけにはいきませんが、受講料を払った分のリターンは得ることができるでしょう。

実戦的なスキルや知識の習得はもちろん、ポートフォリオの制作サポートや添削などスクールを利用しなければ得られないメリットは多くあります。

また、スクールでは実際に企業でWebエンジニアとして仕事をしている人の話が聞けた理、就職・転職のノウハウを教えてもらえたりします。

プログラミングスクールのメリット

プログラミングスクールの、さまざまなメリットについて紹介します。

構造化されたカリキュラム、専門的な指導、プロジェクトベースの学習、ネットワーキングの機会、そしてモチベーションと継続性に焦点を当て具体的な内容を解説します。
個々の学習者の目標や学習スタイルに合わせて、プログラミングスクールを選ぶ際の参考にしてください。

  • 構造化されたカリキュラム

    プログラミングスクールでは、基礎から順番に学習を進めるための構造化されたカリキュラムが提供されます。
    初心者の場合、スクールが提供する道筋に沿って学習することで、基礎知識をしっかりと身につけることができます。
    カリキュラムの導入、実践的な演習、応用的なトピックまで順序立てて学ぶことができます。

  • 専門的な指導

    プログラミングスクールには経験豊富な講師が在籍しています。
    彼らはプログラミングにおいて専門知識を持っており、学生の質問に対して適切なアドバイスや解説を提供することができます。
    また、実務経験を持つ講師からの指導は、実践的な視点から学ぶことができます。専門家の指導のもとで、効果的な学習が可能です。

  • プロジェクトベースの学習

    多くのプログラミングスクールでは、実際のプロジェクトを通じた学習が行われます。
    これにより、実際の開発環境での問題解決能力やチームワークを養うことができます。
    プロジェクトベースの学習は、現実の開発現場に近い経験を積むことができるため、就職や実務での役立つスキルを身につけられます。
    実践的なプロジェクトに取り組むことで、即戦力としての力が身に付くでしょう。

  • ネットワーキングの機会

    プログラミングスクールには、同じような目標を持つ仲間が集まります。
    クラスメートや講師との交流を通じて、貴重なつながりやプロフェッショナルなネットワークを築くことができます。このネットワーキングは、就職活動やプロジェクトのチームビルディングにおいて役立つことがあります。
    また、同じ興味を持つ仲間との学習コミュニティを形成することで、お互いに励まし合いながら学ぶことができます。

  • モチベーションと継続性

    プログラミングスクールでは、同じ目標を持つ仲間と学習を共有することで刺激を受けて学習に対するモチベーションが高まることがあります。
    また、仲間がいることで継続的に学び続けることができるため、学習の習慣を身につけるのに役立つことがあります。
    その他にも、定期的な課題やフィードバックを受けることで、学習の継続性を確保することができます。

プログラミングスクールには、構造化されたカリキュラム、専門的な指導、プロジェクトベースの学習、ネットワーキングの機会、そしてモチベーションと継続性といった多くのメリットがあります。
これらは一般的なメリットの例であり、個人によって利点や特徴が異なる場合もあります。

自身の目標や学習スタイルに合わせて、最適なプログラミングスクールを選ぶことが重要です。

プログラミングスクールのデメリット

プログラミングスクールは、技術の習得やキャリアの発展を目指す人にとって魅力的な選択肢です。
しかし、メリットと同様に、プログラミングスクールにはデメリットも存在します。

この記事では、プログラミングスクールに通う際のデメリットと注意点についてご紹介します。

  • 費用

    プログラミングスクールに通うためには、通常、授業料を支払う必要があります。
    加えて、教材や参考書、開発環境の費用もかかる場合も少なくありません。
    経済的な負担が大きくなる場合もあるため、事前に費用を把握し、自身の予算に合わせて選択しましょう。

  • 時間と労力

    プログラミングスクールに通うには、通学やオンライン授業に参加するための時間と労力が必要です。
    既に他の仕事や学業に追われている人にとっては、時間的な負担が大きいかもしれません。
    自分のスケジュールとの調整や時間管理が必要です。

  • プログラムの制約

    プログラミングスクールでは、ある特定のプログラムやカリキュラムに従って学習することが一般的です。
    しかし、個々の学習スタイルや目標に合わない場合もあります。
    自分のペースで学びたい場合や特定の分野に特化した学習を望む場合には、制約を感じる可能性があります。
    自身の学習スタイルに合ったカリキュラムを提供しているか確認しましょう。

  • 教育の質

    全てのプログラミングスクールが高品質な教育を提供するわけではありません。
    講師の質やカリキュラムの内容が一様ではないため、教育の質に差が出ることがあります。
    スクール選びの際には、講師の経験や評判、カリキュラムの内容などを調査し、信頼性の高いプログラミングスクールを選ぶことが重要です。

  • 集団学習の制約

    プログラミングスクールでは通常、他の学生と一緒に学ぶことになります。
    これは協力やチームワークの機会を提供する一方で、個別の学習ニーズやペースに合わせた指導を受けることが難しくなる場合もあります。
    個人的なサポートやフィードバックが必要な場合には、スクールの制約を感じることがあるかもしれません。
    自身の学習スタイルに合った教育環境を探しましょう。

上記の情報を基に、自身の目標や学習スタイルに合わせて、デメリットを理解した上で最適な選択をすることが重要です。
費用や時間の制約、プログラムの柔軟性、教育の質、集団学習の制約など、自身の状況や優先順位に合わせて判断しましょう。

未経験からWebエンジニアになるために

未経験からWebエンジニアになるために

Webエンジニアは、業務の外でも勉強をしなければいけません。そうしないと、日々進化するWeb業界の流れについていけなくなってしまうからです。

そのためには、自宅で使用するPCも、Web制作に足るスペックのものであるべきです。
例えばCPUはCorei5、メモリは16GB以上、SSDは256GB以上のものが望ましいです。また、iPhonやMac向けのアプリ開発がしたいのであれば、Mac製品で揃えたり、Windowsの方が向いているGPUを使ったAI開発の場合は、WindowsOSを使う方が良いでしょう。
何を開発したいかということでも、選ぶべきPCは変わってきます。

また、当然ですがWebエンジニアには「1人でWebサービスの開発ができるだけのスキル」が求められます。

経験や実績は実際に企業に就職しなければ、なかなか身に付けることができません。
けれど、スキルや知識は違います。Webエンジニアを目指すのであれば、独学か、プログラミングスクールに通うなどして実践的なスキルを身に付けておきましょう。

そうしてスキルを習得したら、次は個人でWebサービスを開発し、ポートフォリオを作製します。
ポートフォリオとは、あなたの作品集のことです。企業はポートフォリオを見て、あなたの保有するスキルを見定めますので、適当に作ることは許されないと思ってください。

エンジニアとしてスキルアップをするためには

未経験からエンジニアとして、就職するためにはそれなりの技術や知識が必須です。
スクールに通うだけでは、実力が不足していると感じる方もいるでしょう。プログラミングスクール以外にもさまざまなスキルアップの方法があるので以下にいくつかの方法を紹介します。

学習のペースやスタイルは個人によって異なります。
いろいろな方法を試しながら、時に複数の方法を組み合わせながら、自身のスキルアップに取り組んでみてください。

オンラインコースやチュートリアル

インターネット上には多くのオンラインコースやチュートリアルがあります。
無料のものから有料のものまでさまざまな選択肢があるので、自分の学習スタイルに合ったコースを選んで自己学習を進めることができます。

書籍やドキュメントの学習

プログラミングに関する書籍や公式ドキュメントは貴重な情報源です。 基礎知識から応用技術まで幅広いテーマをカバーしています。
自分の興味や学習目標に応じて書籍を選んで学習することができます。

オープンソースプロジェクトへの参加

オープンソースプロジェクトに参加することで、実際のプロジェクトでの開発経験を積むことができます。
他のエンジニアと協力してコードを書くことで、実践的なスキルを身につけることができます。

コーディングの練習

実際にコードを書くことでスキルを向上させることができます。
小さなプロジェクトや課題を自分で設定し、実際にコーディングしてみましょう。エラーやバグを修正する経験も重要です。

プロジェクトの実践経験

実際のプロジェクトに参加することで、実践的なスキルを身につけることができます。
個人的なプロジェクトやフリーランスの仕事、ボランティア活動など、実際に開発に携わる機会を探してみましょう。

コミュニティやイベントへの参加

エンジニアのコミュニティやイベントに参加することで、他のエンジニアと交流し新たな知識やアイデアを得ることができます。
ミートアップやカンファレンス、オンラインフォーラムなどがあります。

エンジニア就職・転職活動にあたってのワンポイントアドバイス

ポートフォリオが準備できたら、次はいよいよ就職・転職活動です。 自分に合った企業を探すためにも、まずは以下のことをチェックしましょう。

  • 現在の自分のスキルと経験
  • Webエンジニアとしてやりたいこと
  • 目的に合った会社に入れるポートフォリオの内容か

WebエンジニアはWebサイトを作るクリエイターですので、一般的な企業で行う面接に加えてポートフォリオのクオリティも採用に影響します。
面接に自信があるだけでは、採用を勝ち取るのは難しい職種ですので、その点は重々ご注意ください。

場合によっては、転職サイトを利用するのもいいかもしれません。
転職サイトに在籍しているキャリアアドバイザーのサポートを受けることで、あなたのスキルや得意分野に合致した企業を紹介してもらえる可能性が高くなります。

未経験でWebエンジニアになるためのロードマップまとめ

いかがでしたでしょうか?
「就職・転職を希望する企業形態を知ること」、「プログラミングスクールを活用し、スキルアップを図ること」、「就職・転職に必要な準備を整えること」の3点を意識することが、未経験からWebエンジニアを目指すコツです。

未経験からWebエンジニアになるのはきっと大変なことだと思います。
ですが、Webエンジニアを目指すためのロードマップは先人たちがしっかりと敷いてくれています。既に多くのノウハウを持ったプログラミングスクールや、転職サイトもありますので、それらを上手く利用してください。

その上で、あなたがWebデザイナーになって何を成したいのか、ということをいつも考えてください。
それは、「明確な目標を定め、努力を続けていくこと」がその道で活躍する“最も冴えたやり方”だからです。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。いつの日か、Web開発の現場で皆さんと一緒に良い仕事が出来るのを、今から楽しみにしています。

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